導入文
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S、ほんとにいいレンズですよね。
写りは安心感があるし、広角から中望遠までこれ1本でかなり何とかなる。気づけば、だいたい付けっぱなし。僕も完全にそのタイプです。
でも、その一方で思うんです。
「これ、日常使いにはちょっと重いな……」 と。
旅行やちゃんと撮る日には最高。だけど、近所をふらっと歩くときや、ちょっと持ち出したいだけの日には、もう少し軽くて小さいレンズが欲しくなる。そこで絶妙に気になってくるのが NIKKOR Z 28mm f/2.8。価格も比較的手が届きやすくて、軽くて小さい。しかもSEは見た目までずるい。
今回は、24-120mm f/4 S が好きだからこそ、28mm f/2.8 が気になってしまう理由を、実体験ベースでゆるく書いてみます。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S は、やっぱりめちゃくちゃいい
まず大前提として、僕は NIKKOR Z 24-120mm f/4 S がかなり好きです。
24mmスタートで広く撮れて、120mmまで寄れる。しかもS-Lineらしい安心感のある写りで、風景もスナップも、ちょっとしたポートレートっぽい使い方まである程度こなせる。
「今日は何を撮るか決まってないけど、とりあえず持っていく」みたいな日にすごく強いんですよね。
実際、このレンズを付けておけば困る場面がかなり少ないです。だから、気づけばだいたい付けっぱなしになります。便利すぎるレンズって、結局いちばん出番が増える。24-120mm f/4 S はまさにそれです。
【ここで内部リンク】
それでも日常使いでは「ちょっと重い」と感じる
ただ、好きなレンズと、毎日気軽に持ち出したくなるレンズは、必ずしも同じじゃないんですよね。
24-120mm f/4 S は約630g。便利ズームとしてはかなり優秀ですが、散歩や買い物ついでの持ち出しでは、やっぱり存在感があります。
もちろん「今日は撮るぞ」という日は全然ありです。
でも、
- 今日はそこまで本気じゃない
- ちょっとだけ持っていきたい
- カメラをバッグに入れっぱなしにしておきたい
みたいな日には、少し気合いが必要になる重さでもあると思います。
この感覚、24-120mm f/4 S が好きな人ほど分かるんじゃないでしょうか。
良いレンズなのは間違いない。だけど、もう少し気軽だったら最強なのに。そんな気持ちです。
Z 28mm f/2.8 が気になる理由は、軽さと気軽さ
そこで気になってくるのが NIKKOR Z 28mm f/2.8 です。
このレンズは約155g、全長約43mm。SEでも約160gとかなり軽くて小さいので、24-120mm f/4 S から持ち替えると、数字以上に「え、軽っ」と感じるタイプだと思います。
このレンズの魅力って、たぶん性能表の中身だけじゃなくて、
“カメラを持ち出すハードルを下げてくれそう”
というところなんですよね。
高性能なレンズを持つ満足感とは別に、気軽に首から下げておける、小さいバッグにも入る、構えたときに大げさにならない。そういう日常の使いやすさって、実はかなり大事です。
しかも価格も比較的手を出しやすい。
「単焦点を1本足したいけど、いきなり高級レンズはちょっと……」という人にとって、かなり現実的な選択肢だと思います。
でも28mmは24-120mmの焦点距離内。それでも欲しくなるのはなぜか
ここがいちばん悩ましいところです。
28mmって、もちろん 24-120mm f/4 S の中に入っている焦点距離なんですよね。なので理屈だけでいえば、「24-120mmを28mmに合わせればよくない?」で話は終わります。
でも、実際は終わらない。
なぜかというと、欲しいのは焦点距離そのものじゃなくて、
28mmで撮るための“軽さ”と“気軽さ” だからです。
同じ28mmでも、
- 24-120mmで撮る28mm
- 28mm単焦点で撮る28mm
って、使う側の気分がけっこう違うと思っています。
単焦点を付けると、「今日はこの画角で切り取る」って気持ちになれるし、機材全体も軽くなる。結果として、持ち出す回数が増えるなら、それはもう十分に意味があるんですよね。
スペック上の重複はあっても、使い方は重複しない。
ここが、Z 28mm f/2.8 が気になってしまう理由だと思います。
Z 28mm f/2.8 SE は見た目が反則級にいい
そして、忘れちゃいけないのが Z 28mm f/2.8 SE の存在です。
正直、通常版でも十分魅力的なんですが、SEは見た目がいい。かなりいい。あのクラシック寄りの雰囲気、ずるいです。カメラに付けたときの満足感が強そうで、持ち出したくなる理由がさらに増えるんですよね。
レンズって、写りやスペックだけじゃなくて、「持ちたくなるかどうか」 もかなり大事だと思っています。
その意味でSEは、機材としての楽しさをちゃんと持ってるレンズだなと感じます。
もちろん通常版のほうがシンプルで合わせやすい、という見方もあるのでここは好み。
でも、SEを見てしまうと「うわ、かっこよ……」となるのはかなり自然だと思います。
比較するなら Z 26mm f/2.8 も気になる
比較候補としてよく出てくるのが NIKKOR Z 26mm f/2.8 です。
26mmは約125gのパンケーキ寄りで、とにかく薄くて軽いのが魅力。ニコンも携帯性、画質、デザイン性を追求したレンズとして打ち出しています。
この2本をかなりざっくり分けると、僕の中ではこうです。
- Z 28mm f/2.8
手軽にスナップも動画も楽しみたい人はこっち。軽くて扱いやすく、動画面でも使いやすい印象があります。レビューでもフォーカスブリージングは少なめとされています。 - Z 26mm f/2.8
スチルメインで、軽さと描写性能にもこだわりたい人はこっち。携帯性はかなり魅力的ですが、レビューではフォーカスブリージングや駆動音が見えやすいという指摘もあります。
もちろん感じ方には個人差はあります。
それでも僕の中では、
気軽さとオールラウンドさなら28mm、
携帯性を突き詰めるなら26mm、
という整理がかなりしっくりきます。
しかも今は、Nikon Creators 応援 スプリングキャンペーン2026 で NIKKOR Z 28mm f/2.8 と 28mm f/2.8 SE が5,000円キャッシュバック対象。購入期間は 2026年2月13日〜5月7日 なので、タイミングとしても気になりやすいところです。
結局、24-120mm f/4 S ユーザーに Z 28mm f/2.8 は必要か?
ここまで考えてみて、僕の答えはたぶんこうです。
絶対に必要、ではない。
でも、かなり欲しくなるのはめちゃくちゃ自然。
24-120mm f/4 S があれば、多くの撮影は本当にこなせます。なので、機能面だけでいえば「なくても困らない」はその通りです。
ただ、写真って困るか困らないかだけじゃないんですよね。
- もっと気軽に持ち出したい
- 散歩用の1本が欲しい
- 単焦点の軽快さを楽しみたい
- 小さいレンズで撮る気分を味わいたい
そう思っているなら、Z 28mm f/2.8 はかなりアリです。
しかも、24-120mm f/4 S を否定するためのレンズではなくて、
24-120mm f/4 S の弱点をちょうど気持ちよく補ってくれる1本
と考えると、すごくしっくりきます。
……というわけで、僕はまだ買っていません。
まだ買っていないんですが、ここまで書いておいて何ですけど、たぶんそのうち買う気がします。しかも今は5,000円キャッシュバックまである。これはもう、だいぶ危ないです。
まとめ
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S は本当に優秀で、メインレンズとしてかなり完成度が高いです。
でもその一方で、「普段使いには少し重たい」と感じる人がいるのもすごく自然だと思います。24-120mm f/4 S 約630gに対して、Z 28mm f/2.8 は約155g、SEは約160g、Z 26mm f/2.8 は約125gなので、この差は日常の持ち出しやすさにかなり効きます。
そんな人にとって、NIKKOR Z 28mm f/2.8 は“写りを足すレンズ”というより、**“気軽さを足すレンズ”**です。
焦点距離はかぶっていても、使う意味はちゃんとある。そう思える1本でした。
こんな人に向いています
- 24-120mm f/4 S は好きだけど、もう少し軽く出かけたい人
- 日常スナップや動画まで含めて、気軽な1本を足したい人
- 広角寄りの単焦点を手頃に試したい人
- 通常版でもSEでも、見た目込みでレンズ選びを楽しみたい人
- 26mmほど尖らず、バランスのいい軽量単焦点が欲しい人
